アプローチ

グリンデルワルト駅に着いたら電光掲示板を確認し、「Kleine Scheidegg」行き列車の入線を待ちます。列車には団体専用の編成、団体用と一般客用が混載する編成がありますが、淡い色の旧型車両は団体貸切のことが多いです。わからなければ駅員に確認しましょう。

終点 クライネシャイデック (Kleine Scheidegg) まで35分ほど乗車し、そこで列車を乗り換えます。列車から降りたら線路を渡って駅舎の反対側へ回りこみ、接続するユングフラウヨッホ行き列車のホームへ歩き、係員の指示に従い乗車しましょう。ハイキングの起点となるアイガーグレッチャーへは、クライネシャイデックの次の駅で下車します。

コース概要

駅名の「アイガーグレッチャー」とはアイガー氷河のこと。駅舎はレストランが付設し、裏側テラスからアイガー氷河の末端が大迫力で望めます。ユングフラウヨッホへ向かう観光客の大半が通過する駅ですが、ハイキングをされないお客様でも、この駅に立ち寄るだけで素晴らしい景色をご覧いただけます。

アイガー氷河

アイガーグレッチャー駅からアイガー氷河

アイガーグレッチャー駅に着いたら、線路に沿って下る方向へホームを進みます。途中に左へ急階段を下りるハイキングコースが分岐し、これを行くとお花畑経由で線路横断地点へ。そのまま線路沿いを歩いても同地点に合流します。左コースをとった場合は足元に注意し、次に現れる分岐を右へ行きます。線路横断地点には踏切なし。列車が来た、と思ったら横断は避けましょう。

線路を横断してすぐ左右にアルペンアネモネ、ユキワリザクラなどのお花畑。コバルトブルーのファールボーデン湖を正面に、広い道を下っていくと旧ミッテルレギ小屋があります。小屋は日本を代表する登山家、槇有恒氏の寄付によってアイガーへ登る岩稜の途中に建てられたもので、現在は新築となり、旧建物がヘリで移設されました。小屋付近からは氷河圏谷を隔てて雄大なユングフラウ 4158m、純白に輝くシルバーホルン 3695m の全容が望め、迫力満点です。

小屋からの下りだしは急坂。団体グループによって度々渋滞しますが、横から追い抜くことで浮石による転倒事故を起こしやすい場所です。そこを通過すると緩い快適な下りで、左手に緑のラウバーホルンを望みつつ、のんびり歩けます。

アイガーグレッチャー駅旧ミッテルレギ小屋クライネシャイデック駅クライネシャイデック駅左上:アイガーグレッチャー駅 右上:ファールボーデンゼー 下の2枚:クライネシャイデック駅

人工雪マシンの並んだトンネルを抜けるとファールボーデンゼーの湖。スキーシーズンに人工雪をつくるために建造された溜め池で、湖岸にはアイガー北壁から採取された巨岩が敷かれ、北壁で命を落としたクライマー達の名前が刻まれています。また、逆さアイガーが撮れる撮影スポットと紹介されていますが、実際にはアイガーの山体が大きすぎて、18mmレンズ縦構えでギリギリ収まる程度。ここからはグリンデルワルト村と、その上に聳える山、「雲がかかると天気が崩れる」ヴェッターホルン 3692m も望めます。

ファールボーデンゼー

ファールボーデンゼーに映る逆さアイガー。18mmで撮影

ファールボーデンゼーからは一旦下ったあと、平坦な未舗装道を25分ほど歩きます。ハイキングの終点、クライネシャイデックの駅舎が見えてからが意外と長いです。クライネシャイデックにはレストラン、屋台、日本円が使えるお土産屋と、セントバーナード犬との記念撮影サービス(期間限定)まで揃っています。

ひとくちメモ

  • クライネシャイデック乗り換え時間は常時10分。お手洗いは事前に済ませておくと良い。
  • アイガーウォーク」と名づけられ、木製の塔が要所に設置されているので、それにしたがえば安心。
  • 定番コースのため、7月の12:00~14:00は混雑しやすい午前中は比較的静か
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Grindelwald / グリンデルワルト

アイガーウォーク

放牧地
草原
鉄道
標高 2300m

Zermatt / ツェルマット

マッターホルン ヘルンリ小屋

高山帯
岩場あり
標高 3000m

ローテンボーデン~リッフェルベルク

高山帯
草原
鉄道
標高 2800m