ゴルナーグラートの魅力とは

ゴルナーグラートから望むゴルナー氷河

ゴルナーグラートから望むゴルナー氷河。筆者撮影

グリンデルワルトといえばユングフラウヨッホ。対するツェルマットが誇る人気No.1の展望台といえば、ゴルナーグラート。アトラクションに富んだ地下トンネルが楽しいユングフラウヨッホに対して、ゴルナーグラートの魅力はなんといっても展望マッターホルンを含むヨーロッパアルプス4000峰の3/4にあたる29座がツェルマットに位置し、ゴルナーグラートをぐるっと取り囲むように聳えています。写真好きの方もそうでない方も、一度は足を運びたい絶景ポイントです。

アプローチ

ツェルマット駅森林限界に近づく列車
左:ゴッタルド鉄道のツェルマット駅 右:森林限界に近づく列車

マッターホルン・ゴッタルゴ鉄道のツェルマット駅を出てロータリーと道路を渡り、ゴルナーグラート鉄道のツェルマット駅へ。列車は通常、団体ツアー・個人ともに自由席なので、進行方向の右列(マッターホルン側)座席が人気ですが、スイス第二位の高峰ドム 4545mヴァイスホルン 4505mリンプフィッシュホルンは、左列座席からの方が撮りやすいです。

ゴルナーグラート鉄道の自動改札

ゴルナーグラート鉄道の自動改札

写真はゴルナーグラート鉄道の自動改札ゴルナーグラート鉄道の切符は磁気カードで渡され、黄色い円の部分に1回だけタッチすることで通過できます。複数回タッチすると誤作動をおこし、駅のホームから外へ出られなくなるので注意。駅員を呼ぶと、逆方向の改札で一度タッチすることでリセットしてくれます。

ゴルナーグラートはツェルマット観光では外せないスポットであるため、個人旅行者だけではなく団体ツアーのグループも自由席を利用します。ご参考までに6月~7月のハイキングシーズン中、午前8時24分発のツェルマット発列車は混雑しやすく、日によっては国内帰省ラッシュの乗車率をも超える印象。もし静かな旅をご希望でしたら、少し時間をずらして行かれると良いかもしれません。

ゴルナーグラートへ向かう列車

ゴルナーグラートへ向かう列車

ゴルナーグラート鉄道は全長9kmのアプト式鉄道で、乗車時間は33分。日本の大井川鉄道(同じくアプト式)と異なり歯車は二重で、夏季の運行開始は明治時代の1898年。終着駅ゴルナーグラートに建つホテルも同時期より計画され、開通当初から全線電化されていました。列車は単線を時速40kmほどで走行し、所々設けられた駅の複線区間では、すれ違いと乗降のために数分停車します。途中駅は4つ。

ツェルマット 1620m 出発駅
フィンデルバッハ 1774m 滝と陸橋がある
リッフェルアルプ 2211m 5つ星ホテルがある
リッフェルベルク 2582m レストランとホテルがある
ローテンボーデン 2815m ハイキングで有名
ゴルナーグラート 3089m 終着駅

リッフェルアルプを過ぎたあたりが森林限界(2300m)となっており、マーモットがしばしば出没します。動く列車内から見つけるのは難しいと思われがちですが、よく走り回る習性があるため、気をつけて探せば意外と簡単に見つかるかも。森林限界を過ぎると明るい草原、続いて岩礫帯となり、左右に展望が大きく開けます

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Grindelwald / グリンデルワルト

ユングフラウヨッホ Top Of Europe

氷雪地帯
氷河
鉄道
標高 3500m

Zermatt / ツェルマット

ゴルナーグラート

氷河
草原
鉄道
標高 3000m